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2010年2月18日 (木)

スペイシー始動困難!

当店で2008年に販売した「SPACY100」をお乗りのお客様から、《ある日突然、急にエンジンが掛からなくなった》との訴えがありました。
この「SPACY100」は販売開始から生産終了までの約5年間で、当店でも三桁の台数を販売しておりますが、この車両に限ってエンジン・トラブルは皆無で、とにかく丈夫で長持ちするイメージしか有りませんでした。また、この車両は新車から1年3ヶ月程しか経っておらず、走行距離も5千キロを越したくらいです。これまでにオイルの交換も頻繁に行っている車両です。
その事から、おそらく大した事は起きてないのだろうと思い、さっそく調べてみる事にいたしました。まずはエンジン始動を試みると、全くエンジンが掛からない訳ではなく、始動は困難ではあるが、なんとかエンジンは掛かる事が判りました。ところが、アイドリングを全くせずに、直ぐにエンストしてしまう事が判明いたしました。火も飛んでるし、エンジン圧縮も正常。燃料も来ているようなので、これは少し時間が掛かりそうな感じでしたので、この日車両は一旦お預りいたしました。
20100218_1翌日、本腰を入れて一から順に調査を開始いたしました。キャブレターも一応分解して、点検と共に清掃して組み直しました。電装系統も点火系を中心にCDIなども含め一通り点検しましたが、問題なさそうです。シリンダー・ヘッド・カバーを開けてバルブ・タイミングやクリアランスなども点検しましたが正常です。お客様に再度、故障した時の状況を確認すると、去年の夏頃に一度、ここまで酷くは無いが、低速域で力不足の様な感じになった事があったそうです。これはエンジンだな?なんか根性が無い感じ・・・圧縮抜けしてるような・・行き詰まりかけた時、何気にシリンダー・ヘッドのカムシャフトに目をやると<デコンプ>!?これ・・もしかして・・・動かすと動きが渋く、開いたままになってるじゃないですか!これが原因でした。デコンプが作動不良を起こしバルブが開きっ放しになっていたようで、これじゃあ圧縮抜けする訳です。新品のデコンプに交換して、無事修理は完了いたしました。
保証期間内でしたので、もちろん無料で修理させて頂きました。ご迷惑お掛けして大変申し訳御座いませんでした。ありがとうございます。

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