ZXR400復活!?
約1年越しのトラブルに終止符が?・・・・
1990年式の「ZXR400」。このバイクも新車から診ている車両で、もうすぐ20年のお付き合いになるお客様のバイクです。ここ1年くらい調子が優れず、入退院を繰り返しておりましたが、ようやく主原因が突き止められ、今度こそ完治したようです。が??遡る事、去年の9月。長期(4~5ヶ月)放置で、アイドリング不調、エンスト多発などの訴えでお預りしたのが最初で、この時はキャブレターの分解清掃などで、一旦は回復したと思われましたが、今度は、4~5千回転付近で回転のバラ付きが発生するとの事で、再入院。走行中にバッテリーが上がってしまう事が判り、
調べた結果レギュレターのハーネス接続コネクター部の焼損が発見され、この時は弱っていたバッテリーの充電とコネクター修理で対処いたしました。ところがエンジンの調子は良くなったものの、バッテリー上がりが相変わらず多発するとの事で再々入院。元々2年半前に交換したバッテリーで、長期放置もしている事から、
バッテリーの交換と、この時点でレギュレターもパンクしている事が判り、レギュレラーも新品で交換いたしましたが、状況は好転しません。バッテリーが弱いのか?始動性が悪いのか?どうも状況をよく聞くと、エンジンが暖まると始動性が悪くなり、冷えると復活する事が判ってきました。始動性を向上させる為、プラグコードを
「HOTWIRES」に交換してみたり、アーシングで「PPS」を付けたりと、リフォーム詐欺的に色んな物を付けさせて頂きました((^^ゞ)が、症状は回復しません。結局全ての電装系統を見直した結果、セルモーターが焼け掛けていて、根性が無くなっている事に結論が達しました。そう云えばこのバイク、3年ちょっと前にエンジン
を441へボアアップしていた事を思い出しました。従ってエンジン圧縮もSTDの「11.0kg/cm2」から「13.5kg/cm2」へ上がっているのです。これが原因でモーターが負けたのか?一先ず中古のモーターに交換したところ、バッチグー(死語)な感じです。今のところ・・・・1ヶ月くらい様子見て、問題無いようでしたら、2ストお買上宜しくお願いいたします。!!
| 固定リンク
「修理(電装系)」カテゴリの記事
- ZRX1100 車検!(2021.04.20)
- ZX-10R 車検!(2021.04.13)
- ジャイロCanopy フロントホイール&灯火類修理!(2021.04.03)
- R1200GS カスタム!(2021.03.31)
- PCX 9万キロ整備!(2021.03.24)
「修理(燃料系)」カテゴリの記事
- PCX 9万キロ整備!(2021.03.24)
- ナイトフォーク 燃料漏!(2021.03.11)
- ディオ110 1万キロ整備!(2021.03.14)
- SPACY長期放置 始動不能!(2021.03.02)
- Z125PRO整備!(2021.02.26)
コメント