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2009年4月16日 (木)

長期放置車-Ⅱ

20090416_1長期放置車もここ数年増えてきている現象です。昔のバイク乗りは、皆さん1年に1万キロくらいは走っていましたが、最近の方はバイクを所有していても乗らない方が多くなってきて、それでも時々乗って頂ければいいのですが、最近はエンジンが掛からなくなるくらい長期に放置される方が増えてきています。

20090416_2 今回お預りした「GSX250S KATANA」も約3ヶ月の長期放置でエンジン始動不能となり、当店で修理する事となりました。まずバッテリーが弱く、充電している間に燃料系統を診ました。古いガスを抜き、他の元気のいいバッテリーを繋げエンジン・スタートを試みると、すんなりエンジンは掛かりましたが、どうしてもアイドリングが不安定で、エンジンが暖まっても片肺状態で不整脈を打つ感じが続き、#3エンジンのエキパイが冷たいままです。これは、キャブをバラスすしかないな!と云う事で、キャブレターの分解清掃を行い、ついでにタンク内もコックを外して洗浄いたしました。予想通り、キャブレター及びタンク内には「水」と「ゴミ」がいっぱいでした。長期放置の典型的パターンです。

20090416_3 これでエンジンは正常になりましたが、ついでに各部を点検したところ、エンジン・オイルの量が異常に多く、エアークリーナーボックス内に吹き上げて、エレメントはオイルで真っ黒な状態でした。これは、オイル交換して規定量に合わせ、新しいフィルター・エレメントに交換して完了いたしましたが、もう一点不具合が!またまたステムがバキバキです。本当に最近物凄く増えてるステム・ベアリングの不具合ですが、今年に入ってからだけでも5~6台は同じ修理をしています。その中でも今回のは最高に凄い状態でした。ベアリングは、真っ赤っカに錆びて終わってました。当然これも打ち換えて、全ての修理は完成いたしました。

オーナー様ご自身でオイル交換される方で、オイル量がひじょうに多く入っている方が最近目立ちます。オイル量が多いと、ミッションやクラッチの不具合、ガスケット吹き抜けによるオイル漏れや場合によってエンジンを壊す事もあります。多少多いだけでもエンジンのフリクションとなり、せっかく高級オイルを入れてもエンジン・パワーダウンしてたりします。またドレン・ボルトをナメてる方も多くいますので、オイル交換もけっこうシビアで難しいので自信の無い方は、なるべくバイク屋さんで行うようにしてください。

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