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2009年3月18日 (水)

ヘリサート加工!

20090318_1先日チェーン&スプロケットを交換した「TZR250SPR」の続きです。実はこの時チェーン・アジャスターのボルトがカジってしまって、前にも後にも全く動かない状態でした。このままではチェーン調整が出来ない為、なんとか動くように潤滑したり、インパクトを与えたり、暖めたり、冷やしたりと、手お尽くしましたが、最後にはボルトが折れてしまいました。チェーン側のアジャスター・ボルトはよくカジルようで、数年前にも「640LC4」で全く同じ修理を行いました。共通するのはチェーン側というだけでなく、アルミスイングアームに直接雌ネジが切ってあるタイプです。原因は、駆動が掛かった時の力で、ボルトを押してアルミの雌ネジを潰してしまっているのではないかと思われます。こうなったらもう最後、ボルトを壊してヘリサート加工しかありません。ところが今回の「TZR250SPR」のスイングアームはネジ穴までの距離がひじょうに長く、一般のドリルが使えません。しかたなくロングドリルの4ミリ、6ミリ、8ミリ、10ミリを調達して、今回(本日)のリベンジとなりました。まずは、4ミリから慎重にセンターへ路穴を開け、徐々に大きいドリルで、無事向こうまで貫通。なんとかヘリサートも入り新しい雌ネジが無事完成いたしました。ここまでの作業、なんと所要時間は4時間(現在時刻:深夜1時)。腰が痛くてたまりません。年とったもんだな~!

「ヘリサート」とは、潰れてしまった雌ネジにコイル状の新しいネジ山を埋めこむことで修復する特殊作業です。大変なので、あまりやりたくありません。今回のように巧く行くケースもありますが、ダメな時はダメです。100%ではありません。今回のようなスイングアームは、最近のバイクに多いタイプですので、皆さんのバイクにも起こるかもしれません。定期的にネジを緩めてチェックするのもいいかも知れません。また、スイングアームだけでなく、特に古いバイクなどは、各部のネジが同じように固着していたりしますので、ボルト&ナット類は新品にどんどん交換した方がいいかも知れませんネ!

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